WITH 2022年まとめ「心に響いた挑戦者のコトバ」

2022年2月18日に正式リリースした「スタートアップの挑戦に光を当てるメディア『WITH』」ですが、少しずつ知名度も上がり、取材依頼のお問合せもたくさん頂けるようになりました!

取材させて頂いたスタートアップ、VCの皆様、ありがとうございます。
そしていつも読んで頂いている読者の皆様、本当にありがとうございます。

今年を振り返って、2022年に発信した記事の中から、WITH編集部の「心に響いた挑戦者のコトバ 10選」をお届けしたいと思います。
最後までお付き合い頂けると嬉しいです!

そして、2023年はオフラインのイベントや1社の想いを様々な角度からお届けする連載企画など、どんどんチャレンジしていきたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

WITH編集部・一同

起業しないのは一番のリスク

by 横澤 拓海 / Swish ・代表取締役CEO

「やりたいことがある、こんな自分でありたい、こんな世界を創りたい」という気持ちがあるのに、スキルを持ってないからという理由で起業をしないのは、一番のリスクだと思います。

【推薦者】林昌毅(はやしっぺ)
リスクって何だろう?
今年40になった私の世代だと、どうしても生活していけるか、家族を養えるか、という手前のリスクばかり追ってしまいます。
でも今より若い時はこれからやってこないんだし、時間は有限。
せっかくの人生なんだからやりたいことに今取り組まないと後で後悔するなと思いました。
「人生」という長期目線で考えたら「チャレンジしなかったこと」を老いてから後悔しても、もう戻れないですからね。
挑戦者であらねば!

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MVVの策定は義務教育

by 門奈 剣平 / カウシェ ・CEO

MVVを策定することは当たり前で、義務教育みたいな感じ(笑)むしろ、MVVを定めないという選択肢はありませんでした。
MVVは、例えば1つの国に道徳、規範、懲罰といった決まりがあるように、その企業にとって最も大事なこと(プリンシパル)だと思うのです。
僕たちが、なんでこの会社スタートしたんだっけ、どこに向かって動いているんだっけ、と道に迷った時に「立ち戻る場所」があることは大切です。

【推薦者】神成美智子 (みちみち)
15歳までを中国で過ごした門奈さんだからこそ、の言い回しだと思いました。「MVVあったらいいね」ではなく、無いのはあり得ない、義務教育なのです!その会社にとって不変である「ミッション」を常に意識し、いま行っている全ての行動・発信がミッションを叶えることに繋がっているのか? いつも心に留めておきたいです。

n=1で世界を変える

by 門奈 剣平 / カウシェ ・CEO

門奈さんのコトバ推しがもう1名!続けていってみましょう。

僕の仮説なのですが、大きなホームランを打ちにいくスタートアップが、n=1 で空気を変えていけると思うのです。
様々な規模のスタートアップがあって良いと思いますが、僕たちは小さく収まらずに、楽天、Amazonくらいのサイズになって、日本の小売業界を変えていきたい。
n=1で世界を変える、それが僕たちのベストアプローチだと信じています。

【推薦者】鄧 雯 (みつばち)
大きいホームランを狙っていくぞー、というスタートアップ起業家としての気概を伺えました!
どんなチャレンジもゼロからスタートしています。謙虚でありながらも卑屈にならず、常に高い目標を持つべきだと改めて思いました。

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来たくなる力学を創る

by 奥西 亮賀 / IVRy・CEO

オフィスや場は大切ですが、かといってリモートを禁止にするのは、前時代的な印象も受けます。そこで重視したのが、メンバーが「来たくなる」力学をどれだけ作れるか、ということです。つい、能動的にオフィスに来てしまう。そんな場をどう作るかを考えるのが、ベストな選択肢だと思いました。

【推薦者】原康太 (コウタ)
「リモート何日まで、出社日は週何日」と、ルールを作る会社も多い中「思わず来たくなる」というポジティブな感情から場を創ることは、組織のカルチャーを醸成する上でとても重要なことだと思いました。奥西さんの中から生まれるパワーワードに感動しました!

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ブランドは意志を発信するもの

by 黒崎 廉/ Greenspoon ・ COO

ブランドとは「意志」です。正解や不正解があるものではなく「僕らにはこういう意志がある」と発信することがブランドなのではないかと思います。弊社では、機能的な商品であることはもちろん、パッケージや同梱物、メッセージを通して「食べた人に幸せになってほしい」という意志を発信しています。その意志に共感して頂けたとき、本当の意味で商品がお客様の元に届くのではないでしょうか。
ブランドがあることは、お客様に弊社の商品を選んでいただく理由の1つになっていると思います。

【推薦者】鄧 雯 (みつばち)
プロダクトやサービスを作る時、品質、価格、納期といった経済的メリットが重視されがち。
しかし、本当にそれで良いのか?届けたいモノは届けられているのか?と考えさせられました。
スタートアップだからこそ、自分たちの「意志」を信じて、世の中に発信し続けたいです!
自分たちの成長こそが、その「意志」に共感してくれるお客様への恩返しなのだから。

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ハック=やりたいことを実現すること

by 佐藤 剛宣 / EDGEMATRIX ・ 常務執行役員

エンジニアリングに対しても、ライフに対しても、世の中の何かに疑問を持って「こうしたらいいんじゃないか?」と思ったら、それを実現させること
私は「ハック」という言葉を、やりたいことを実現すること、と定義しています。
自分の力でやりきる時と、周りを巻き込んで自分は抑えるべき時、両方あると思っていて、何よりもアウトプットを重視してハックしています。

【推薦者】神成美智子 (みちみち)
エンジニアとして世界TOPレベルの人達と仕事をしている佐藤さん。疑問や興味をもったら海外の本を読み漁り、家の蓄電池ハックに取組んでいる姿は、子どもの頃の好奇心をもったまま日々生活しているように見えました。自然に囲まれた素晴らしい環境でご家族と暮らし、バリバリ仕事をするライフスタイルはかっこよすぎです。

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DXとは、ビジネスモデルのアップデート

by 北村 功太 / Habitat・代表取締役

昨今、DXという言葉が良く使われますが、時々見かけるのが、現金決済をクレジットカードやQRコード決済に変えるものだったりします。 私たちの考えるDXは、時代背景、テクノロジー、ユーザーに合わせた、ビジネスモデルのアップデートだと思っています。

例えば、銭湯のような温浴施設は社会インフラに近かったので、数百円という価格でこれまでビジネスが成り立っていましたが、現在は1時間4,000円といった高級温浴施設もでてきています。こういった施設は、顧客を一定数持っておく必要があるため、オンライン予約や会員制度をベースとしたサブスクリプション型にするのがマストです。このように、時代に合わせたビジネスモデルのアップデートこそが、DXの本質だと思っています。

【推薦者】山田 直哉 (ナオヤ)
DXとは「アナログなものをデジタルに置き換えること」という単純な思考で止まってしまいがちですが、北村さんの話を聞いて、根本的・本質的にDXで何が変わるのか、が大切だと改めて認識しました。自分自身も、DXなどの新しい言葉に飛びつくだけでなく、何が目的でどういう価値が作れるのか、という視点を忘れないようにしたいと思います。

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大事なのはアカウンタビリティ、説明責任を果たせるかどうか

by 伊藤 祐 / Zenyum Japan・代表取締役 兼 CEO

「結果主義」って結果を出さなきゃだめと思われがちですが、そうではないと思うんです。例えばコロナとか円安みたいにアンコントローラブル(制御不能)な部分もありますから、長期的な目線で見ることも必要で、今結果が出ていないからだめ、とは限らない。
一番大事なのはきちんとアカウンタビリティ、説明責任を果たせるかどうかです。なぜそうなったのか、この後どうなる想定なのかを、数字+エモーション(感情)の両面で上が納得できるプレゼンができるかなのです。

【推薦者】神成美智子 (みちみち)
外資企業に限らず、仕事において「結果」を出す、コミットすることはとても重要だと考えています。しかし、それ以上に大切なのは、その「結果」がなぜ起こったのか、しっかり理解して相手に説明できることなのだ、という気付きを頂きました。たとえ良い結果だとしても「なぜ上手くいったのか」という問いを持ちたいです。

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ヒトを育てられる組織

by 荒井 俊介 / ACROVE ・代表取締役

私が創りたい組織は「ヒトを育てられる組織」です。一人の経営者として、「経営」とは何かを考えた時、“普通のヒトでも、そのメンバーが伸び伸びと働くことによって大きな成果を生み出せる組織を作ること”だと思いました。

【推薦者】原康太 (コウタ)
個の成長と組織の成長、2つの視点で経営を捉えられていました。「プロ集団でなくとも、誰もが大きな成果を生み出せる組織を創りたいという」視点は、いち組織の経営者でなく、社会という大きな枠組みの中での経営者として、高い視座を持たれているからこそだ、と思いました。

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 仲間が増えれば一般消費者の方たちがより速く幸せになる

by 西野 誠 / Oh my teeth・ CEO

自分自身が感じてきた「世の中の負」を直したい、無くしたいという想いは常に持っていました。
生粋の起業家ではないからなのか、僕は「競合」という考えがあまりしっくりきません。 仲間が増えればそれだけ課題解決が早まり、一般消費者の方たちがより速く幸せになると思っているからです。
だから、自分たちのデータや実績、個人的にはピッチのノウハウなんかも全て公開していまして、当社と一緒に何かやりたい、やりましょう、と言って下さる企業は常にウェルカムです。

【推薦者】神成美智子 (みちみち)
新しい事業を考える時、はじめに調べるのは「競合」の存在です。
競合はいるのか、その事業はうまくいっているのか、参入する隙間はあるのか。
今の時代に正真正銘「ゼロから」というサービス・プロダクトはほぼ存在しないからこそ、西野さんのような「仲間が増える」という考え方は素晴らしいなと感じました!

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いかがでしたか?
2023年もどうぞよろしくお願いいたします!!

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