Yoki 東出風馬

速報Start-up NOW 株式会社Yoki / 代表取締役・東出 風馬 さん

「Startup NOW」

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今回は、株式会社Yokiの代表取締役の東出風馬 さん が登場。
同社は、「世界をより良い方向に変える原動力が生まれ続けるために
好奇心、探究心をくすぐる”学び体験”をできるだけ広く届ける」を掲げ

おうち英語サービス「eduo(エデュオ)」

を提供されています。


東出さんの想いや今後について、6つのQ&Aをまとめました。

1.なぜ創業した?

幼少期から何かをつくることが好きで、中学生の時に自分で作ったものを文化祭で販売したことがきっかけで、「ものを作る」ということと、「ものを売る」ということが、はじめて紐付いた。
そのような経験を背景に、フィルターバブルの問題解決に繋がる可能性のあるコンパニオンロボット(ドラえもんのようなもの)の開発で起業。

2018年、ロボット×プログラミングの事業立ち上げを機に教育事業へ参入した。自分自身の幼少期の経験などを踏まえ、子どもたちの「知りたい、体験したい」をより気軽に実現・提供できる環境を創りたいと思い、コンパニオンロボット開発事業から本格的に教育事業へと転換。

短期的な受験やテストを目的とした「学び」でなく、知的好奇心、探求心を満たす本質的な学びをより多くの人に届けたい、と思い、eduoを立ち上げ今に至る。

2.プロダクト開発で大変だったこと、どう乗り越えた?

学びのコンテンツが価値の源泉になるサービスであり、価値あるコンテンツをつくることはとても大変で、今も苦労している。しかし、これまで手掛けてきた事業で得たノウハウや、顧客との繋がりを活かし、教育における課題感・ニーズを把握することができた。
サービスを届けたい具体的な顧客が身近にいたことは、課題を解決する上で非常に活きたと思う。その経験を踏まえ、ユーザー(親子)の声を形にして、サービスを開発し、これからも改善し続けていきたい。

3.マーケットの課題はどこにある?

「学び」とは人間本来に備わっている「何かを知りたい」「何かを体験したい」という知への欲求を満たすものであり、それこそが本質的な目的であるはずだと思う。しかし、進路やテストなど短期的ゴールを達成するために嫌でもやらないといけないものになってしまうことも多い。学ぶことは知的好奇心や探究心を満たす楽しいことだと感じられる体験が不足していることが大きな課題だと感じている。また、子どもの移り変わる興味関心を満たし続けることはとても大変なことで、場所や時間などの制限がある中で「学び体験」を手軽に得られる状態が必要だと思っている。

4.このマーケットで挑戦する面白さは?

サービスを使用して頂いたユーザーから送られてくる「学びの記録写真」で、子どもたちの笑顔や子どもが1人で学ぶ自立した姿を見ることができ、予想以上の成長や反響に驚いている。
そのような時に、eduoを通して全国の子どもたちの探求心を広げられていることを実感できて、とてもやりがいを感じている。

5.会社の特徴は何か?

自発的に課題を見つけ、解決策を考える「自立型のチーム」。企画、デザイン、アプリなど様々なスキル・経験を持ったメンバーがおり、多角的な視点で考えられるため、唯一無二のサービス開発を追求していくことができると思っている。

6.今後目指す世界は?

好奇心を満たすような発見や学びが何世代も何世代も繰り返し、人は成長し技術や文化が発達してきた。私たちが届ける「学び体験」を通して、巡り巡って新しい発見や発明、新しい価値が生まれたら嬉しい。

事業の具体的な施策として、現在「eduo」で提供する英語学習コンテンツ「エルファシリーズ」5コースに加え、英語学習コンテンツは1シリーズ5コースの構成で、年間5コースずつリリースし、全5シリーズ25コースの展開を目指す。
英語学習コンテンツで十分な収益化が達成できた段階で、他のジャンルでのコンテンツ開発も進め、多角的に事業を拡げていこうと考えている。

楽しく、自分のペースで進められるおうち英語「eduo(エデュオ )」

以前よりオンライン個別指導教室「LOGY(ロジー)」を提供していたが、個別指導という形態もあり、かなり高価格帯なものになっていた。サービス開始以来「広く教育を届けること」を重要視する中で、これまでは「地域的な障壁がない」に留まってしまっていた。コロナウィルス感染拡大の影響もあり、より広い層からオンライン教育サービスが求められている中で、地域的にだけではなく、金銭的、時間的にも広く教育を届ける方法を模索してきた。また、「マンツーマンが苦手」、「1時間のレッスン時間を確保できない」という声も多く頂き、マンツーマン以外の学び方の提供の必要性も感じるようになった。そのような背景から2021年3月12日eduo(ベータ版)をリリースした。(プレスリリース参考引用)

サービス:「eduo(エデュオ )」

「eduo」は、様々なジャンルの「学び」コンテンツを1つのプラットフォームに集約し、子ども一人ひとりの興味に応えられる体験や知識が見つかる環境を目指す。現在、「eduo」で提供するのは、4〜8歳の子どもを対象とした英語学習コンテンツ。ワークブックや絵本などのアナログ教材とアプリで配信される動画などのデジタル教材を組み合わせ、シール貼りや迷路などのワークを用意することで、子どもたちが自発的に楽しく取り組むことができる仕掛けになっている。アプリには、スタンプや写真で学びの記録をつけたり、学びが進むと宝石(ポイント)をもらえたりするゲーミフィケーションを取り入れている。宝石が溜まるとアプリの「お店」からオリジナルのグッズを交換することができる。 

「eduo」の特徴は、教材が定期配送される定額の通信教材とは異なり、子どもの興味やレベルに合わせ必要なコースが選べる、良い意味での「体験のつまみ食い」ができる買い切り型のサービスである。(WEBより引用)  

eduo | 4歳から8歳向け | 自分のペースで進められるおうち英語

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ご興味ある方は下記サイトよりアクセスください

5教科にとらわれない《学び体験》プラットフォーム『eduo』で子どもの\知りたい/を叶える! – FUNDINNO

                     

株式会社Yoki(英語名:Yoki Inc.)

代表取締役:東出 風馬(ヒガシデ フウマ)

設立   :2017年 2月15日

所在地  :東京都品川区西五反田7丁目22 TOCビル 12F 51-1号室

概要   :はじめの一歩でつまずかない。楽しく、自分のペースで進められる
      おうち英語「eduo(エデュオ, https://eduo.app/ )」開発・提供

代表取締役 東出 風馬

1999年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学総合政策学部在学中。フィルターバブル*の問題をロボットを通して解決するという目的の下に2017年2月 株式会社Yoki設立。

*フィルターバブル:『インターネットで、利用者が好ましいと思う情報ばかりが選択的に提示されることにより、思想的に社会から孤立するさまを表す語。』(出典・引用元:コトバンク/デジタル大辞泉「フィルターバブル」の解説

2019年 ロボットを使ったオンライン個別プログラミング教室の立ち上げをきっかけに教育事業に転換。UI・UXデザインから、マーケティング、カスタマーサクセスなど幅広い業務を担当。孫正義育英財団1期生。Apple CM「Macの向こうから」選出。

応援コメント

(株)taliki 代表取締役CEO / talikiファンド 代表パートナー / 中村 多伽 氏

東出さんの「人間が本来持っている興味や知的好奇心を満たせる世界観」に共感し、東出さんの聡明なお人柄にも惹かれ投資させていただきました。拡張性の高いサービスで多くの人により深い学びの体験を提供していくことを期待しております。

※株式会社Yokiは現在、FUNDINNOとtalikiから調達を実施している。

株式会社NovolBa 代表取締役社長 / 鄧 雯 氏(トウ  ブン)

子ども教育の課題は昔からありますが、共働き世帯が増えていく中、ますます注目を集めています。Yokiには、幼児教育の課題を強く感じ、その解決に本気で向き合うメンバーが集まっています。子ども自身が夢中になっていく仕掛けが沢山あって、自然と子どもと親がファンになれるところがeduoの魅力だと思います。NovolBaは、何より東出さんの人柄にとても惹かれていて、事業がどんどん加速していけるように、これからも応援していきます!

編集
取材日:2022年6月29日
インタビュアー:
原 康太
撮影・編集:原 康太

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