速報Start-up Now 株式会社PoliPoli / 行政事業部 統括 ・ 倉田 隆成 さん

今回は、政治・行政の政策づくりのプロセスに誰もが参加できる政策共創のプラットフォームを提供し、政治がより国民に身近なものとなる社会の実現を目指す株式会社PoliPoli。今回は行政事業部 統括の倉田さんに、5つの質問をぶつけてみました!

PoliPoliを創業した理由

大学生の時にビジネスコンテストなどに参加する中で政治の分野に関心を持ったことがきっかけです。当時はWeb3や仮想通貨、ブロックチェーンなどが話題に上がり始めた時期でした。
Webと政治を組み合わせることで、政治行政の仕組みをアップデートでき、結果「国民の幸せ」につながると考え、起業に至りました。

プロダクト開発で大変だったこと、それをどう乗り越えたか?

政治行政のプラットフォームを作る上で、ユーザーとなる市民と政治家を集客することが大きな課題でした。この課題を解決するため、「Webやインターネットを通じて、現在の政治の仕組みをアップデートしていく」というビジョンを積極的に発信していきました。そうして、今の政治の課題を解決していこうと考える熱意ある政治家の方の目に留まる機会が増え、ネットワークが拡大していきました。

このマーケットに挑戦する原動力は?

政治の仕組みを変えられることです。民主主義国家において、政治家を決めるのは国民だからこそ、国民自身が政治を深く考えていくことが必要です。しかし、現状の日本は政治に関心を持たない人が多いです。Webを通じて人々が気軽に政治に参加でき、国民の意思がより政治行政に反映される社会を実現したいと思う気持ちが原動力となっています。

会社の特徴・文化は?

私たち組織は3つのバリューを大切にしています。
1つ目は「幸せに鬼コミット」です。仕組みを変えて社会を幸せにしていくという会社としての目標から、残業はほぼありません。オンオフをしっかりと切り替えることのできる環境となっています。2つ目は「日進月歩」です。プロダクトやツールなどが日々変わっていく状況に対応することで、変化する社会についていける人材を育てています。3つ目は「オープンでいこう」です。誰でも意見をすることができ、意志さえあれば実行していくことのできる環境を整えています。

PoliPoliが目指す世界は?

行政の面では、『PoliPoli Gov』を政策共創の場にしていきたいと考えています。『PoliPoli Gov』を使うことで、行政の調査を郵送からインターネット回答に転換でき、市民は回答しやすく、行政は多くの数値や指標を容易に得ることができます。これにより、行政はより民意が反映された施策を行えると考えています。
政治の面では、私たちのプラットフォームが、国会議員にとって政策の発信・共創の場として最も利用される空間になることを目指していきます。これにより、実現すべき政策を持つ政治家がよりフォーカスされる社会を目指していきます。

北九州市が市区町村では初となる『行政に声を届けるウェブサイト PoliPoli Gov(β版)』をトライアル導入。5つの分野で意見募集を開始。

【以下プレスリリースより引用】:

PoliPoli Gov利用の背景・目的

北九州市では、2021年12月に「デジタルで快適・便利な幸せなまち」の実現を目指し、「北九州市DX推進計画」が策定されました。

この計画に基づき、北九州市においては、市役所のDXから着手し、地域全体にDXを波及させていこうとしています。この取組の中で、市民や民間事業者など地域の皆さんと同じ視点でアイデアや困りごとなどを共有し、共創による政策形成につなげていくことが重要だと考えられています。そのため、地域の皆さんと行政との間のコミュニケーションについて、新しいデザインに向けたチャレンジが検討されています。

そこで、地域の皆さんとともに、よりよいまちづくりを目指して行われるチャレンジの一つとして、この度、『PoliPoli Gov』をトライアル導入いただきました。

参考:北九州市DX推進計画:

https://www.city.kitakyushu.lg.jp/digi/file_7187_00002.html

今後の展望

今回の取り組みを通して、行政機関と市民による政策共創のさらなる向上を目指します。

またPoliPoliは企業理念である「新しい政治・行政の仕組みをつくりつづけることで、世界中の人々の幸せな暮らしに貢献する。」を実現するため、政策立案プロセスのアップデートを引き続き推進してまいります。

PoliPoli Govについて

国民の声と行政をつなげる『政策共創プラットフォーム』です。行政からの相談にコメントをすることで、政策を進めるサポートができます。誰もが政策作りにアイデアを共有でき、ひとりひとりの幸せな暮らしに貢献するサービスを提供しています。

<サービス内容>

1. 行政からの相談内容を、政策スライドなどを通して分かりやすく理解できる

2. 行政からの相談内容に対し、コメントや意見を投稿できる

3. コメントを投稿した政策の進捗や新たな相談が、行政から届く

(プレスリリースより引用)

株式会社PoliPoli

代表者 :伊藤 和真

所在地:神奈川県鎌倉市

設立 :2018年2月

企業理念 :新しい政治・行政の仕組みをつくりつづけることで、世界中の人々の幸せな暮らしに貢献する。

事業内容 :下記展開中

・政治家に声を届けるウェブサイト『PoliPoli』:https://polipoli-web.com/

・行政に声を届けるウェブサイト『PoliPoli Gov』:https://polipoli-gov.com/

・企業団体向けルールメイキングのためのサポートサービス『PoliPoli Enterprise』:https://note.com/polipoli_info/n/n4894c38f1b45

・政治情報メディア『政治ドットコム』:https://say-g.com/


「Startup Now」は、スタートアップ界の気になるニュースを独自でピックアップ。
サービスリリース情報から話題の企業を速報でお届けします!
→ 取材ご希望のスタートアップの方は、MENU→お問合せ より

最新情報をチェックしよう!