【スタートアップ昇る場】 Case1. 株式会社シューマツワーカー / 移転プロジェクト

「スタートアップのオフィス」=「成長していく昇る場」にフォーカスする連載記事!記念すべき第1回は、今年2月に移転し、新オフィスを構えた株式会社シューマツワーカーさんを訪問。スタートアップにとってのオフィスの“場”の捉え方についてお聞きしました!

移転背景

ウィズコロナ時代のニューノーマルの働き方の中では、オンラインの商談やウェビナーでのイベントなどが増え、メンバーが個々で防音効果の高い空間ですぐに会議体制に入れるオフィスの必要を実感。出社勤務の良さとリモートワークの良さを柔軟に組みわせた新しい働き方を推進し、全員が出社した際にも安定的に十分なスペースを確保するため、2倍の広さに拡大した新オフィスを2022年2月に構築。(2月プレスリリースより引用)

取材メンバー:

高萩 浩  Takahagi Hiroyuki / 写真右

2018年にシューマツワーカーに参画し、2019年より取締役CFOに就任。

熊谷 里美  Kumagai Satomi / 写真中央

2021年入社。エンジニアでありながら、オフィス改善チームに参画し、リーダーを務める。

桑原 宏平  Kuwahara kohei / 写真左

2020年入社。営業兼ディレクターを担う。以前よりオフィスの出社率が高く、オフィスの必要性・課題を感じていたことから、オフィス改善チームに参画。

オフィス移転をメンバーと会社の成長に繋げる

左:高萩さん 中央:熊谷さん 右:桑原さん

NovolBa 原(以下、原):「新オフィス移転チーム」を立ち上げた理由についてお聞きしたいです。

シューマツワーカー 高萩(以下、高萩):もともと2021年5月に、熊谷、桑原を含む4名の「オフィス改善チーム」を発足していました。主に、オフィスの環境課題を解決していくことを目的として立ち上がった社内チームです。その中で、増員に伴いオフィス拡張が必要になったこと、ちょうど良い物件が見つかったこともあり、「移転プロジェクト」を立ち上げることになりました。

移転計画の際に必要となる業者さんとのコミュニケーションやスケジュール管理という作業が、メンバーのキャリア形成にも寄与すると考え、今回初めての取り組みとして、オフィス改善チームに移転を任せることにしました。移転を通して、メンバーが成長することは、会社の成長にも繋がってくると考えていたのでとても良い機会だと思いました。

原:そこから移転プロジェクトが進んでいったのですね。

シューマツワーカー 桑原(以下、桑原):「移転」は社内全体がとてもモチベーションが上がるキーワードでした。流れとしては「移転する」と決まってすぐ、社内が興味関心の高い時期に全社アンケートを実施し、オフィスに関する要望・課題をヒアリングしました。そこからチーム内で毎週の打ち合わせ、適宜全体共有を行い進めていきました。

シューマツワーカー 熊谷(以下、熊谷)普段やり取りすることのない業者さんとのコミュニケーションや建築素材の選定、社内共有など慣れない業務が多かったため大変な時もありましたが、他にない貴重な経験となりました。

また、オフィス完成後、出社率が上がったという声やメンバーとのコミュニケーションが増えたという声を聴くことができ、オフィス移転を通し、全体としてより会社への愛が高まったのではないかと思うと非常に嬉しかったです。

働く場所に選択肢のある状態とチームの成熟度を上げること

原:新オフィスを構築するにあたって大切にされたことはなんでしょうか。

桑原:
弊社は「ハタラクを自由化し、人生の可能性を広げる」というミッションを設けています。だからこそ、働く場所に関しても「選択肢をもつ」ということを意識しています。以前のオフィスでは場所のバリエーションも少なく、全員が入れなかったため、「オフィスで働く」という選択肢が確保されていませんでした。今回社員の納得いくオフィスができたことで、家、カフェ、オフィスという選択しながら働ける環境を実現できました。

熊谷:私はチーム力の形成に貢献するようなオフィスを実現したいと意識していました。私が入った当時は30人程度の組織だったのが今は50人と2倍近くになりました。人数が増えたからこそ、垣根を超えたコミュニケーションの実現が、チームの成熟度を上げると思います。
今回のオフィス構築では、リラックスできる空間や簡単な打ち合わせスペース、バーカウンターエリアなど様々な場を設けました。無機質だったオフィスから開放感ある温かい雰囲気のオフィスを構築できたことで、普段交わらないメンバーと隣り合ったりして、自然と交流できる仕掛けを作りました。
結果、心の繋がりができ、強い組織創りを実現していくことに寄与するのでないかなと考えています。

オフィスがもつ、組織の帰属意識を高める役割

原:移転を経て、会社にどんな効果がありましたか。

桑原:
社員の会社への帰属意識が高まったと思います。移転後に行った全社会はとても盛り上がりました。以前は人数の関係で、オンライン形式での実施だったのですが、新オフィスができたことで、オフライン開催することができました。新オフィスは、広さはもちろんのこと、社員の意見をベースにして作ったからこそ、全社員にとってホームのような場となっています。そのような空間で仲間とコミュニケーションできることで、熱量も伝わりやすく、今まで以上に活気ある組織となっていると思います。

コロナ禍でリモートワークという選択肢もできましたが、やはりチーム・組織としてスピード感をもって成長していくスタートアップにとって、士気を高めるオフィスの場はとても重要だと思います。

オフィスの「Before」&「After」

Before

After

会社のコーポレートカラーである水色系のカラーを採用したオフィス空間
簡単な打ち合わせができるスペースを設けている。

Before

After

明るい開けたオフィスで社員同士のコミュニケーションも活発化

Before

After

オフィス空間と、メリハリあるソファやバーカウンター、会議室も隣接しており
リモート、リアル会議どちらにも柔軟に対応できる空間を実現

こだわりポイント!!

木目調の床との調和を図り、自分たちで試行錯誤しながら選定したモルタル調の壁


株式会社シューマツワーカー

「ハタラクを自由化し、人生の可能性を広げる」というミッションのもと、副業したい人とリソース課題を抱える企業をつなぐサービス『シューマツワーカー』を運営。1人が複数の企業に属することが当たり前になる社会で、その人の【2つ目の会社】を探すプラットフォームを目指す。

https://shuuumatu-worker.jp/


【編集後記】
「自分たちにとって、オフィスはどんな役割なのか」というところから考え、自分事化しながら実行したオフィス移転。熊谷さんと桑原さんがみんなの想いを大切にして、創り上げていこうとされたお話が非常に素敵でした。そこを大切にされたからこそ、全社員にとってホーム感のある新オフィスが実現したのだなと思います。(原康太)


取材日:2022年5月20日
インタビュアー:原 康太

写真:山田 直哉  
編集:山田 直哉

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