Woodstock株式会社のCO-FOUNDER & COO 河本太輔さんにインタビュー。アメリカ発のビッグテックTwitterでの勤務経験や、シカゴ大学でのMBA取得など、グローバルに活躍された河本さんがなぜ起業に踏み切ったのか。そして、何を目指しているのか。それらを紐解くために、4つの質問をぶつけてみました!
1. なぜ起業したのか?
きっかけはアメリカでMBAを取得した時のことでした。同じクラスに、スタートアップを経営しているCEOがいたのですが、自分と同じように授業内容で苦しんでいたりして。それまで、起業は本当に優秀な人だけができるものと思っていたのですが、そこで身近に感じ始めたんです。
MBAを終えてから、コロナ禍で時間もあったので、Twitter時代の同僚であるBrianとキャッチアップをする中で自然と新しいビジネスを創る話が出てきました。二人ともTwitterでの勤務経験から、ソーシャルの持つ大きな力を認識していたので、それをうまく活かせる事業を考える中で、このWoodstockのビジネスに行き着きました。日本は、投資は限られた人だけしか情報にアクセスできないような、そんな閉じた領域の業界ですが、それにソーシャルの力が融合すると新しいビジネスが生まれるし、もっと投資が一般化するのではと思い、それを自分たちでやってみようと。そのような経緯で、起業することを決断しました。
2. これまで大変だったこと、乗り越えたこと
もう、全てが大変でしたね(笑)。一緒にやってくれるメンバーを探すこと、集まってくれたみんなでチームを作ることなど、とても大変ですし、集まってくれて本当に感謝しています。事業の面でも、金融庁からのライセンスが必要だったのですが、新しいコンセプトのサービスなので、細かいチェックを受けながらも丁寧に時間と労力をかけて説明をし、ようやく当局から許可を得ることができました。また、お客様のお金を扱うサービスなので、アプリのバグ出しも慎重に重ねる必要もあり、簡単には世の中に出せない苦しみもありました。ここまで大変なこと続きなので、起業して長く続けられている方々って、それだけで本当すごいなと感じています。
3. このマーケットで挑戦する面白さは何か?
投資が未経験の方々にヒアリングしたところ、みなさん口を揃えて投資は怖いとか、どこから始めていいのか分からないとおっしゃります。でも信頼できる人の後押しさえあれば始められるかもと必ず言われるんです。なので、このサービスを通じて、ソーシャルプラットフォームのなかで誰か信頼できる人や学ぶべき情報を見つけてもらって、徐々に学びが進んだ暁には自分でも投資してみたり、ポートフォリオをシェアしたり、そんな”ソーシャル”のサイクルが回り始めると面白いと思っています。
既存の証券会社と何が違うの?とよく聞かれますが、私たちのサービスのアプローチは投資のプラットフォームがあってその上にソーシャルの仕組みがあるのではなく、ソーシャルのプラットフォームが先にあって、そこで交流する中で徐々に投資に踏み出してもらうという、これまでの証券会社とは正反対のアプローチです。この仕組みがしっかり機能することを証明することが、この事業のやりがいでもあると思っています。
4. 作りたい世界
私たちは、これから投資を始める人のためのプラットフォームになり、日本で投資が文化としてしっかり根付いていくことに貢献したいと思っています。それが、貯蓄だけではなく個々人が積極的な資産形成をしていく社会を創ることになりますし、みなさんが安心した資産設計を持って人生を過ごすことに繋がります。それが実現できるように、今後も事業を進めていきたいと思います。
プレスリリース
Twitter/Coinbase卒業生ら起業のWoodstock、日米著名VCからの資金調達を受けSNS型投資アプリローンチ。
【以下プレスリリースより引用】
「Woodstock(ウッドストック)」(東京都港区、代表取締役 ブライアン ジェフン ユン https://www.woodstock.club/ )は、日米の著名ベンチャーキャピタル5社(国内2社、米国3社)からの資金調達を実施し、次世代向けSNS型投資アプリwoodstock.club をローンチしました。また、米国株投資を1000円から可能にするとともに、ユーザー同士でのポートフォリオシェアや交流を通じて、初心者でもモバイル一つで安心して投資を始めていただける全く新しい投資体験を提供して参ります。
【投資家一覧】 *アルファベット順
Coinbase Ventures (米国)/ Coral Capital / HYPER(米国) / Incubate Fund / Kindred Ventures(米国)
資金調達の目的とプロダクト展開
「Woodstock(ウッドストック)」(東京都港区、代表取締役 ブライアン ジェフン ユン https://www.woodstock.club/ )は、日米の著名ベンチャーキャピタル5社(国内2社、米国3社)からの資金調達を実施し、次世代向けSNS型投資アプリwoodstock.club をローンチしました。また、米国株投資を1000円から可能にするとともに、ユーザー同士でのポートフォリオシェアや交流を通じて、初心者でもモバイル一つで安心して投資を始めていただける全く新しい投資体験を提供して参ります。
【投資家一覧】 *アルファベット順
Coinbase Ventures (米国)/ Coral Capital / HYPER(米国) / Incubate Fund / Kindred Ventures(米国)
woodstock.clubプロダクト概要
woodstock.clubは、米国株売買のみならず、会話や実際のポートフォリオシェアなどコミュニティとの交流を通じて、初心者も上級者も楽しんでいただける全く新しいSNS型投資アプリです。米アクセラレーターY Combinatorにも採択されたAlpacaとのパートナーシップにより米国マーケットへのアクセスを可能にし、日本初、500銘柄以上の米国株式やETFを、日本円で1000円からリアルタイムで売買できます。また、自分の保有している銘柄やポートフォリオを他の人にシェアしたり、他のユーザーのポートフォリオを参考に投資戦略を練るなど、ソーシャルを通じた情報交換によって全く新しい投資体験をしていただけます。
機能一例:ポートフォリオ公開機能
株式投資インフルエンサーとしても有名な、投資カピバラ(https://twitter.com/Capybara_Stock)さんやナスダッ子さん(https://twitter.com/AvFRoosevelt)を始め、多くの方にすでにポートフォリオを公開して頂いています。
会社情報
会社名:Woodstock株式会社
金融商品仲介業者 登録番号:関東財務局長(金仲)第965号
設立:2021年3月
代表者氏名:ブライアン ジェフン ユン
URL:https://www.woodstock.club/
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