新型コロナウイルスの蔓延により、在宅勤務やリモートワークが推奨されてきています。
企業によっては、オフィス不要論のもと、オフィスを手放す会社も出てきています。
「実は、オフィスは不要だったのではないか」
そう考える企業も出ているでしょう。
しかし、短期的に大きな問題が起こらないとしても、長期的には大きな問題に発展する可能性があります。
そして、場合によっては組織を揺るがしかねない重大な問題につながります。
「なぜ、こんな状況でオフィス事業を展開しているのか」
「リモートワークが促進される今の時代に合っていないのではないか」
私たちが事業を進める上で、何度も聞かれた質問です。
今回は、絶対にオフィスを持つべきだと私たちが考える理由をお伝えします。
オフィスが必要な理由①:文化の醸成
企業には、それぞれの文化や色があります。
立ち上げ間もないスタートアップ企業は、自社の文化の醸成が企業を成長させる上でとても重要です。
中堅・大企業であっても、新規事業などの新しい取り組みをする時、今までの慣習に囚われない文化を作りたいことがあるでしょう。
企業文化が創り出す企業の強みはたくさんありますが、特筆すべきは以下です。
・社員全員の共通指針を作り出す
掲げているミッションを達成するために、社員全員は動いています。
そんな中、共通指針がなかったとしたら、皆の頑張りがバラバラの方向を向き、
成果が出しづらくなります。
また、マネジメント層の判断基準も曖昧になります。
明確な企業文化があれば、社員全員が同じ方向を向き、同じ熱量で同じ目的に向かって行動ができれば、結果として個人の持つパワーを最大限発揮できる組織づくりにつながります。
一方、文化というのは、文字や口頭だけで伝えていくことがとても難しいものです。
社員ひとりひとりの何気ない言動が文化を体現していて、それを同じ空間で共有することで無意識のうちに「その会社らしさ」が伝わっていきます。
コロナ禍の現在、新入社員・中途入社社員がなかなか会社の文化に馴染めないという悩みを聞くことがあります。
「リモートワークによって同じ空間を過ごす時間が不足していることで、企業文化に無意識で触れる機会が不足していること」が原因の一つになっているでしょう。
オフィスが必要な理由②:コミュニケーション
最近は様々なツールが開発され、オンラインで仕事がしやすい環境が整っています。
一方、オンラインだけのコミュニケーションになってしまうと、どうしても「必要がある時だけオンライン会議ツールで話す。その他はチャットやメール」ということになりがちです。
これにより、コミュニケーションの「質」と「量」が低下します。
「質」に関しては、やはりオンラインのコミュニケーションではニュアンスの伝わりにくかったり、想いが伝わりづらいということがあります。
また、オンライン会議ではお互いの顔が見えた方が良いと思っている反面、カメラをオンにしない人がいると、自分も非表示のまま進めてしまうこともあるのではないでしょうか。
そうすると、話し手の表情が見えず、ますます「質」は低下します。
「量」に関しては、オフィスがあると当たり前に発生する「雑談」も生まれにくくなります。
雑談の中から、素晴らしいアイデアが生まれることも少なくはありません。
オフィスで一緒に仕事をしている場合、同僚と仕事の相談をしていると、別の同僚も会話に加わって議論が活発になることもあります。
そういう活発な議論によって、意外な解決策につながることも少なくありません。
また、オフィス内での何気ない会話から同僚の性格や考え方を知ることができ、その後の仕事が円滑に進められた、なんて人も多いのではないでしょうか。
リモートワークで、知らない間に社員の間で発生するコミュニケーションの小さな隙間。
そんな隙間を埋めてくれるのがオフィスです。
オフィスが必要な理由③:信頼・信用
オフィスの雰囲気が良ければ、社内・社外の方々に対する信頼や信用が生まれます。
あなたが営業に行った際、営業先のオフィスに清潔感があって整理整頓されていると、
「素敵なオフィスを構えていて、いい会社だろうな」
と、ポジティブな印象を持つのではないでしょうか。
あなたが求職者の場合、面接に行った会社のオフィスが綺麗でお洒落だと、
「こんないいオフィスで働くのはワクワクするだろうな!」
と、より働く気持ちが強まるのではないでしょうか。
オフィス内の雰囲気や社員同士のやり取りというのも、求職者や取引先に魅力を感じてもらえる大きな要素です。
取引先から社員まで、幅広く信頼や信頼を得られることが、オフィスが必要な理由です。
これからのオフィスのあり方
リモートワークや在宅勤務が広まる中、オフィスではなくても作業はできます。
そんな中でも、オフィスを持つことは重要だと我々は考えています。
ただし、これまで通りのオフィスのままでいいかと問われると必ずしもそうではないでしょう。
オフィスのあり方がこれからは変わってくると断言します。
これまでは「行かないといけない場所」だったが、
これからは「行きたくなる場所」に変わっていきます。
こんな時代だからこそ、あるべき姿でオフィスを持つべきだとNovolBaは考えています。
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